晩秋の佳き日に、我が堺浜寺ライオンズクラブのCN45周年記念例会がリーガロイヤルホテル堺・春慶の間で全員出席の下、挙行出来ましたことはクラブ一同にとりまして、この上ない光栄と喜びであります。これも偏に会員並びにライオンレディー皆様方の日頃の暖かいご支援、ご協力の賜物と深く感謝致しているところであります。
 顧みますと、東京オリンピックの年、1964年6月に堺仁徳ライオンズクラブをスポンサーとして誕生致しました。以来、地域社会にたゆまざる奉仕活動を続けて参りました。
 当初は約90名近くのメンバーがおられたようで、現在は約半分43名に減少しました。
 しかし、減少は我がクラブだけでなくどのクラブも皆同じで、人数は減りましたが逆に一枚岩となってまとまりやすい人数であるかもしれません。
 45年前はチャーターメンバーをはじめ古いメンバーの方々も当時は皆若く、夢や希望に燃え、強いリーダーシップを発揮し、今の堺浜寺ライオンズクラブの礎を築き、現在の繁栄を担ってきたことだと思います。今の堺浜寺ライオンズクラブは立派な先輩達が築き上げてきた伝統あるクラブで、私たち若いメンバーにとりましては名誉と誇りであります。
 しかし、近年この伝統にあまえ、今まで作ってきて頂いた事のみ継続し、組織もともすれば惰性で進んでいる感があります。今一度、このCN45周年という節目にあたり今後はもっと個人ひとりひとりが最大限に活かせるよう、型にこだわらず、どんどん意見交換が出来る雰囲気作りに務め、これからの新しい時代に沿った体制づくりに若いメンバーが過去、先達が行なったように強いリーダーシップを発揮し、新しい堺浜寺ライオンズクラブを作って行かねばならないと思います。
 百年に一度という厳しい経済情勢の中でありますが、今一度、原点に戻り私の今期のテーマ「友愛の絆、ありがとう奉仕の喜び」にも謳わせていただいております「友愛」と「感謝」の気持ちを心に50周年への通過点として更なる前進に務めて参りたいと思います。
皆様方におかれましても更なるご支援、ご協力をお願い申し上げ、又皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り致しましてCN45周年記念例会にあたっての挨拶とさせて頂きます。
 誠にありがとうございました。